私はブイキューブの事業に将来性を感じて投資している株主です。
決算発表後、純利益が赤字予想ということもあり株価は低迷したままです。上場以来、投資してきた株主のほとんどが損している状況です。しかしながら、ブイキューブの企業価値は現状より高くなると思って我慢している人も多いと思います。
株価が600円台前半、時価総額が120億円という現状はもはや買収される可能性があるとすら個人的には考えています。
そこで、役職員による個人での自社株購入を提案します。会社自体は自社株買いする財務的余裕がないと思いますので、役職員個人のお金で購入するのが関係者の多くにメリットがある選択であると思います。
まず、現状では今までのストックオプションが行使される見込みがありません。発行価格より今のほうが株価が安いです。実際に業績が上がったときには株価も高くなっているでしょうから、自社株購入を決断した人には恩恵があります。そして、個人としてでも会社側の人間が自社株を購入することは市場への大きなメッセージになります。この先の事業展開にポジティブあると受け取られ既存株主には安心感が生まれます。
かつてソフトバンクの元副社長ニケシュ・アローラは約600億円分の自社株を市場で購入すると発表しました。アメリカでは2016年に米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、同行の株式が過去2年余りで最も安い水準まで値下がりしたタイミングで、2660万ドル(約29億8400万円)購入しました。
役職員による個人での自社株購入の提案は、業績が改善すると会社内の人が思っていること及びインサイダーにならないことが前提になります。いまは決算発表が終わった後ですので、インサイダーにはならないと思います。
間下社長も株価には頭を悩ませていると思います。今後の業績回復に自信があるならば、今は絶好の自社株購入の時期であります。是非、実行していただきたい。もし役職員による個人での自社株買いができないなら、その理由も教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。